なまえものがたり

氏名は使命。「名前」から紐解くあなたのものがたり。きっとあなたも自分自身のどこか深い深いところで憶えている…そんな記憶。そして、詩。

じゅんこ

【振動し湧き上がるもの】

 

・ジ … 示、詞、あの世、降りてくるもの、もたらせるもの

・ユ … 夢、由、湧き出る

・ン … 掛かる音を強める
(この場合「ユ」を強める)

・コ ... 固、個、転がって出入りする

 

--------- **〜 story 〜 **----------

 

遥か彼方、

ずーっとずーっと上の方。

 

決して目では見えない

だけど確かに在る、その世界。


そこから

降りてくるもの。

 

 

そして

 

ずーっとずーっと中の方。

 

自分の中の、中心点。

 

目には見えない、ミクロの世界。

 

そこに

確かに存在する

わたしの「ど真ん中」。

 

 

振動する

ふたつの世界が

ひとつになって、共振する。

 

 

ふたつの世界から生まれる

バイブレーションが

わたしの中で、共鳴する。

 

時に

振動の波は

どんどん大きくなり

 

今にも爆発しそうなほどの

大きな大きな

うねりとなって

 

そして

わたしの

"中"から飛び出したくなる。

 

その

自分自身が

持て余すほどの

衝動。

 

中心点で

ドクンドクンと脈打つ
マグマみたいな赤と黒

 

生と死が混在する世界。

 

そこは、

「いのち」にいちばん近い場所。

 

 

 

 

さくら

【時が移りゆき流れて巡り来るもの/輪廻】

 

・サ… 差、遮、先々、栄る
宇宙の全てが移りゆく流れ、万物流転の法則
静かな時の流れ、自然に移りゆく状態

・ク… 引き寄る、来、駆、來、久、究

・ラ… 場、羅、スパイラル

 

** 〜story〜 **

 

あの季節が再び巡ってくる。

『四季』という

ひとつの生命が生まれ、

それが死にゆくまで。

 

その

"春夏秋冬"という

ひとつのサイクルが

終わって、

はじまる。

 

移りゆく時の中で

はるか昔からずっと変わらないもの。

そして

時と共に移り変わってゆくもの。

 

頬に触れた感触も

その景色も

確かに憶えている。

 

その手を探して

何度、輪廻しただろう。

 

その手に触れたくて

何度、四季を巡っただろう。

 

どれだけ時が流れても

その記憶は

確かに此処に残っている。

 

たくさんの花びらたちが

香りと共に

高く舞い昇ってゆくように、

悠久の流れの中

その約束は

何度も何度も巡り

決して忘れ去られることはない。

 

わたしは、輪廻する者。

 

いろとうた

 

 

おとはうた


うたいなさい


あなたの声で


あなたのうたを


うたいなさい


響かせなさい


あなたのうたを

 


この世はもっとわかれてくる


何を見ているか


心で見ているものでわかれる


すきなものを好きなように見なさい


どうせこれまでの概念も


何も通じないのだから


すきなものだけを見なさい

 

 

 

人間

 

とめどなく溢れ出てくる

"それ"を、

自分の中だけに留めておけない。

 


この、

わたしの中の

凄まじいほどの

《膨大な愛》。

 

その宇宙よりも壮大で、

深くて、

強くて、

無限の"それ"が、

 

膨大なエネルギーとして

自分の中にぐるぐると

渦巻いているのが、わかる。

 

 

その

凄まじいほど

とめどなく溢れ出てくる

"それ"を

思いきり

ぶつけられる「場所」を、

向けられる「誰か」を、

ずっとずっと探している。

 


「恋」などと呼ばれる

そんな浅くて

簡単で

薄っぺらな"それ"ではなく。

 


もっともっと

深く、

本気で、

全身全霊で、

それこそ、

『命をかけて』愛したい。

 


その、

どうしようもなく重くて

時にしんどい

"それ"が

《人間》の、人間たる所以。